不正B−CAS販売容疑で初の逮捕者

デジタル放送を視聴するためにテレビなどに差し込む「B−CASカード」を巡り、有料放送を無料で見られるように不正にデータを書き換えたカードを販売したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは2012年6月19日、職業不詳の男性(43)を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。不正B−CASカードについては、国が調査している。府警によると、摘発は全国初。府警は、ネット上で不正な書き換えに関する情報を公開したとして、他に2、3人を同容疑などで捜査しているほか、カード購入者6人についても電磁的記録不正作出・同供用容疑での立件を視野に調べている。

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