日本初の洋上風力発電

北海道檜山管内瀬棚町が瀬棚港内の東外防波堤のそばで建設していた風力発電の「洋上風車」2基が完成し、2003年11月5日、1号機の試運転を始めた。洋上の年間平均風速が7.9メートルと陸上より大きいことに着目した。洋上発電は全国で初めて。風車は「風海鳥(かざみどり)」と命名。防波堤の上だと強度が足りないため、防波堤内側の海底に基礎コンクリートを打ち込んで土台を構築し、海面からの高さ40メートルの柱にデンマーク製の3枚羽根(直径47メートル)を取り付けた。

1