青い菊を初めて一般公開

農業.食品産業技術総合研究機構花き研究所とサントリーグローバルイノベーションセンターが共同開発した「青い菊」が2014年11月14日、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園で報道陣に公開された。青い菊の一般公開は世界初で、2014年11月15日から24日まで。キキョウ科の植物「カンパニュラ」が持つ遺伝子を菊に導入し、青い色の色素を作れるようにした。花弁に色素がたまることで青紫色の花を咲かせる。公開された菊は開発途中の段階で、野生種との交雑を防ぐためにアクリルケースに入れて遺伝子組み換え前の品種と並べて展示している。青紫色をしているが、今後は花の色を青に近づける研究を進める。

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