自治体で初めて低公害車リース事業を創設

大気汚染が全国最悪レベルの大阪市が、自治体で初めて低公害車のリース事業を始める。来年度予算案に3億1000万円を計上した。高額なため普及しない低公害車をリースで大量普及につなげ、大気汚染を改善するのが狙い。3年間で市内の低公害車を01年度の9倍にあたる2万5000台にする目標。貸し出すのは積載量2〜3トンの天然ガス貨物自動車(白ナンバー)。値段は1台で600万円前後と高額だが、リース料は標準車両で1カ月約10万円、期間は4年間。03年度から4年間で計400台を貸し出す計画。(2003年2月13日)

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