エラーメールに偽計業務妨害罪を初適用

自分が運営する「iモード」の出会い系サイトの勧誘の際、関係のない会社のメールアドレスを無断使用して不特定多数に送信し、あて先不明で返送されたエラーメールで同社の業務を妨害したとして、大阪府警生活安全特捜隊などは2001年10月3日、愛知県の無職の男(22)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。エラーメールは約15万通にのぼり、同社はコンピューターを一時停止、12時間かけて削除したという。警察庁によると、エラーメールで会社の業務を混乱させた行為に偽計業務妨害罪を適用したのは初めて。

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