NHK受信料事業者に支払い命令 最高裁初判決

NHKが受信契約の締結に応じない東京都内のホテル運営会社に契約締結と未払い受信料の支払いを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は2018年2月9日、会社側の上告を棄却した。同社に契約締結への承諾と約620万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。NHKが未契約の事業者を相手取った訴訟で、最高裁判決は今回が初めて。運営会社側は東京と群馬で三つのホテルを経営。2013年にNHKから受信契約の締結を求められたが、応じなかった。NHKは、全客室や食堂など計約280カ所に設置されたテレビについて10カ月分の受信料の支払いを求めていた。

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