DVDコピーガード解除ソフト違法販売で初摘発

ＤＶＤのコピーガード機能を解除するソフトが入ったＣＤ―ＲＯＭを本の付録にして販売したとして、警視庁は2012年7月17日、東京都千代田区の出版社「三才ブックス」の幹部や社員計4人を不正競争防止法違反（譲渡目的展示・譲渡）容疑で逮捕し、同社を東京地検に書類送検したと発表した。同庁幹部によると、こうしたソフトの摘発は全国初。発表によると、4人は2012年2〜4月、ＤＶＤのコピーガード機能を解除するソフトが入ったＣＤ―ＲＯＭを付録にしたムック本「ものすごくわかりやすいＤＶＤコピー2012」を同社の通販サイトを通じて埼玉県と東京都の団体職員の男性2人に販売したほか、販売のため同サイトで表紙の画像を公開した疑い。