雄なしで子ども誕生 初めて成功

雄の関与なしに雌の卵子だけからマウスの個体を誕生させることに、東京農大の河野友宏教授らが2004年4月21日までに、世界で初めて成功した。誕生した雌マウスは、かぐや姫にちなみ「かぐや」と名付けられ正常に成長、子も産んだ。雄なしでの個体発生は雌の体細胞を用いるクローン技術でも可能だが、今回のマウスは卵子2つが合わさって誕生しており、1匹の雌の遺伝的コピーであるクローンとは異なる。

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