養子あっせん業者逮捕、営利目的で初

営利目的で特別養子縁組をあっせんしたとして、千葉県警は2017年3月8日、同県四街道市にあった民間事業者「一般社団法人 赤ちゃんの未来を救う会」(2016年9月解散)の元代表理事と元理事の両容疑者を児童福祉法違反(営利目的あっせん)の疑いで逮捕した。同容疑でのあっせん事業者の逮捕は、全国で初めて。2人は共謀して2016年4〜6月、養親になりたいと望んでいた東京都内の夫婦から、実費以上の費用を受け取り、神奈川県内で生まれた子どもを養子としてあっせんした疑いがもたれている。国は、あっせん事業者が受け取れる金額を交通費など実費以下に限るとの通知を出している。県警は、救う会が徴収した額が実費より多く、営利目的に当たると判断した。

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