無許可ドローンで逮捕、改正航空法で初

飛行禁止区域で無許可でドローンを飛ばしたとして、福岡県警八幡東署は2017年3月3日、航空法違反(無許可飛行)容疑で北九州市の男性(58)を逮捕した。国の許可を受けずに、飛行禁止地域の北九州市小倉北区西港町でドローン(重さ約1.2キロ、縦横約26センチ、高さ約20センチ)を飛行させた容疑。同署によると、2016年10月、同市八幡東区内の山林に落ちていたドローンが拾得物として届けられた。内蔵のカードを調べたところ、禁止区域でドローンを飛ばす容疑者の姿が映っており、出頭要請に応じなかったため証拠隠滅や逃走の恐れがあるとして逮捕した。警察庁によると、ドローンの無許可飛行を巡っては改正航空法の施行後、全国18都道府県で37人が書類送検されるなどしたが、逮捕者は初めて。

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