富士山の初冠雪、最も早い記録

甲府地方気象台は2008年8月27日、富士山山頂で2008年8月9日に観測された冠雪が今年の初冠雪となると発表した。「初冠雪」は山岳で夏の最高気温が出た後に初めて観測された積雪を指す。気象庁によると8月9日以降、それ以前を上回る最高気温が観測されなかったことから、9日の冠雪が初冠雪となった。8月9日の初冠雪は平年より53日早く、大正3(1914)年に観測された8月12日を上回る最も早い冠雪で、94年振りの記録更新。

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