不正指令電磁的記録供用罪で初の公判請求

パソコンにアダルトサイトの料金請求画面を繰り返し表示させるコンピューターウイルスを不特定多数に送信した事件で、京都地検は2012年2月8日、不正指令電磁的記録供用罪でネット広告会社代表取締役（33）ら計6人を起訴した。京都府警によると、同罪の正式起訴での公判請求は全国初。府警などによると、グループが使っていたパソコンを解析した結果、不正なプログラムによって約110万人が料金請求画面を消せない状態にされていた。うち約1万人が画面の指示通りに振り込み、被害額は6億円に達するとみられる。