農協に全国初の検査業務停止命令

茨城農政事務所(水戸市)は2004年4月16日、普通米を加工米と偽り出荷しようとしたとして、農産物検査法に基づき、竜ケ崎市農協(茨城県龍ケ崎市)に17日から3カ月、稲敷農協(同県江戸崎町)に同4カ月の農産物検査業務停止命令を出した。検査業務停止命令は全国で初めて。同事務所によると、竜ケ崎市農協は2003年10月と12月に計約23トン、稲敷農協は02年11月から03年11月にかけて計約384トンの他県産などの普通米を、地元産の加工米と偽って検査、出荷しようとした。

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