燃料電池を使った初の自動車レース

次世代エネルギーとして注目される水素を用いた燃料電池を使った世界初の自動車レース「ワールド.エコノムーブ.グランプリ」が2003年5月4日、秋田県大潟村で開かれた。レースは、省エネルギーを通じ環境問題について考える催しの一環で、大阪府や静岡県など10都府県から高校生を中心に計12チームが参加。1周約6キロのコースを周回し、2時間の走行距離を競った。結果は「チーム“ヨイショット!”ミツバ」(群馬)が約55キロを走り、2位の長野工業高校(長野)に10キロ以上の大差をつけて優勝。

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