年金着服で社会保険庁元職員に全国初の逮捕状

社会保険庁や市区町村の職員による国民年金保険料の横領問題をめぐり、福岡県警小倉南署などは2007年10月3日までに、社保庁小倉南社会保険事務所の元保険料係長(37)が保険料を着服した疑いが強まったとして、業務上横領容疑で同容疑者の逮捕状を取った。職員による横領が問題化して以降、逮捕状が出たのは全国で初めて。7人の国民年金被保険者宅を訪問して保険料を徴収し、現金計100万5900円を横領した疑い。現金を徴収する際は、事務所内の金庫から盗んだ領収証書を渡していた。 

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