被爆地を米国の現職大統領が初訪問

オバマ米大統領は2016年5月27日、米国の現職大統領として初めて広島を訪れた。平和記念資料館を視察し、原爆死没者慰霊碑で献花した。演説で、戦争の悲惨さを強調し、「恐怖の論理にとらわれず、核兵器なき世界を追求する勇気を持たなければならない」と述べ、「核なき世界」を主導していく決意を改めて示した。オバマ氏は演説後、日本原水爆被害者団体協議会の坪井直・代表委員(91)に歩み寄り、握手をして言葉を交わした。

1