発売後日本最長のトップ獲得

中島みゆき(50)の「地上の星」が、2003年1月20日付の最新オリコンチャートで初の1位を獲得することが2003年1月13日分かった。2000年7月19日の発売から130週目のトップ獲得は、日本音楽史上の最長記録。中島は2002年大みそかの「紅白」で、富山・黒四ダムからの中継で「地上の星」を熱唱。テレビではめったに聞けない中島の「ナマ歌」に全国の注目が集まった。シングル売り上げも紅白出演後の年明けから急上昇。2003年に入ってからのデーリーチャート(1日あたりの売り上げ)でも軒並み3位以内をキープし、13日付チャートでは129週目にして初のベスト10入り。売り上げはその後も伸び続け、20日付チャートでついにトップを獲得した。中島のシングルでは過去「わかれうた」(77年)「悪女」(81年)「空と君のあいだに」(94年)「旅人のうた」(95年)の4曲がオリコン・トップを獲得しており、「地上の星」で通算5作目。70、80、90、00の各年代でトップに立つのもシングルチャートでは初の快挙で、ヒット歌手としての息の長さが表れている。

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