電力値上げ拒否で契約切れ 初の供給停止

東京電力による企業向け電気料金の値上げを受け入れず、契約が切れた後も料金を払わずに電気を使用していた千葉県内の娯楽施設に対し、東電が電力供給を停止したことが2013年7月3日、明らかになった。大手電力会社が契約更新の拒否による料金未払いを理由に送電を打ち切るのは初めて。東電によると、娯楽施設は今年に入って休業状態にあり、滞納している数百万円の電気料金についても「払えない」と支払い拒否の立場を明確にしていた。このため東電は電力供給の打ち切りを5月末に文書で通知、7月2日に送電を止めた。

1