日本人の欧州サッカークラブ入団最年少記録

山梨県南アルプス市出身の宮川類(みやがわ・るい=1997年1月20日生まれ)が、スペインの名門、アトレチコ・マドリードにスカウトされ、入団したことが2007年9月19日分かった。入団したのは、アレビンと呼ばれる10〜12歳の少年が所属する下部組織。17日にマドリード入りして登録手続きをし、19日から練習に合流した。日本人が10歳で欧州の強豪クラブに入団した例はない。6月にマドリードで行われた約1カ月間のA・マドリードのサマースクールで関係者の目に留まり、帰国後も同スクールのパンティク校長や元スペイン代表GKのロドリゲス前強化部長から下部組織への入団を強く勧められた。現地の日本人学校に通いながら、将来のプロ契約を目指す。

1