日本初の燃料電池車ハイヤー

日産自動車は2007年2月20日、二酸化炭素（ＣＯ2）を排出しない燃料電池車のハイヤー仕様車を、タクシー会社「神奈川都市交通」（横浜市西区）に1台納車したと発表した。一般客を乗せるハイヤーでの利用は初めて。日産が開発した「Ｘ―ＴＲＡＩＬ　ＦＣＶ」の05年モデルで、同県内の水素ステーションを使い燃料の水素を充てんする。1回の充てんで約370キロの距離を走行できる。神奈川都市交通は3月上旬から営業開始する予定。料金は通常のハイヤーと同じ。