日本初の白トリュフ人工栽培

高級食材トリュフの中でも希少性が高いとされる白トリュフの一種について、森林総合研究所は2023年2月9日、試験的な人工栽培に国内で初めて成功したと発表した。同研究所によると、人工栽培に成功したのは欧州の白トリュフとは系統の異なる「ホンセイヨウショウロ」。岩手県から岡山県にかけて自生しており、同研究所などの分析で2016年に新種と判明した。この胞子をコナラの苗木の根に付けて17年から関東と関西の4試験場で育てた結果、茨城県と京都府の2カ所でトリュフが生えた。

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