日本初の水上式メガソーラー

2013年7月19日、日本初となる水上式メガソーラー「ソーラーオンザウォーター桶川」が埼玉県桶川市にて竣工した。桶川市の東部工業団地にある水量調整用の池約3万平方メートル、そのうちのおよそ4割(1万2400平方メートル)に4500枚の太陽光パネルが敷き詰められている。池を所有する市は水面をメガソーラー業者に貸し出し、賃料収入を市民対象の環境教育などに生かす。年間発電量は、一般家庭約四百世帯分の電力使用量に相当する125万キロワット時を見込み、市と契約した太陽光発電システム施工会社「ウエストエネルギーソリューション」(東京都新宿区)が東京電力に売電する。太陽光パネルの表面の温度が上がると発電効率が下がる傾向がある。水上式は地上式に比べ表面温度が上がりにくいため、10%ほど発電量が増えるという。

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