日本初の自転車タクシー

京都市を中心に活動する環境NPO(民間非営利団体)の「環境共生都市推進協会」は2002年5月17日、ドイツから輸入した自転車タクシー10台の運行を開始した。約800メートル四方の限定エリアを1人300円で目的地まで運ぶ。ベルリンなどではポピュラーな乗り物となっているが、日本での運行はこれが初めて。この自転車タクシーは「VEROTAXI(ベロタクシー)」と呼ばれるもので、3輪式の自転車の後部に乗客2名が乗れるスペースを作り、ポリエチレン製のカバーで覆っている。全長は約3メートル、幅1.1メートルで、重さは140キログラム、21段変速のギアを駆使して人力で動かす。

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