日本初のクローン2世牛誕生

静岡県畜産試験場(富士宮市)は2004年7月23日、体細胞クローン牛の雄、雌の人工授精による子牛の出産に成功したと発表した。両親ともにクローンの子牛の誕生は国内で初めて。交配は、皮膚などの体細胞をもとにつくられた体細胞クローン牛の繁殖能力や生理機能の正常性を確認するための実験として行われた。雌のクローン牛に雄のクローン牛から採取した凍結精液を2003年10月に人工授精し、6月22日夕に無事出産した。

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