日本初となる心肺同時移植手術

脳死と判定された30代の男性の心臓と肺を別の男性に同時に移植する国内初の手術が大阪大学付属病院で行われ、手術は2009年1月18日午前0時前に終了した。心肺同時移植を受けたのは肺と心臓の重い症状が重なった「アイゼンメンジャー症候群」の30代の男性。臓器は、兵庫・神戸市の兵庫県災害医療センターに頭のけがで入院していた別の30代の男性から、心臓と肺がつながった状態で取り出され、大阪大学付属病院で移植手術が行われた。心肺同時移植は、臓器提供者との適合に厳しい基準があるため、今回の心肺同時移植が国内で初めて。

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