日本初、猫の社葬

和歌山電鉄の貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)の駅長として人気を集め、2015年6月22日に急性心不全のため死んだ三毛猫の「たま」(雌、16歳)の社葬が28日、同駅で営まれた。同社関係者や仁坂吉伸知事、国内外のファンら約3000人(同電鉄発表)が参列し、別れを惜しんだ。葬儀委員長の小嶋光信社長が「和歌山電鉄と全国の地方鉄道の救世主として、神様の意を受けてこの世に現れたかのようなたまちゃんと一緒に働けたことを誇りに思います」と弔辞を読み上げ、最後の辞令として「名誉永久駅長」に任命した。

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