日本初、女子高生にプロ野球ドラフト指名

2009年4月開幕予定の、プロ野球関西独立リーグのドラフト会議が2008年11月16日、大阪市住之江区で行われ、横浜市在住の16歳の現役女子高生、吉田えり=神奈川県立川崎北高2年=が神戸球団からの指名を受けた。吉田は高校を転校して入団する意向で、契約すれば、男性チームでプレーする日本で初めての女性プロ野球選手となる。11月2日から3日間にわたって行われた同リーグのトライアウト(入団テスト)の1次、2次テストを女子でただ1人クリア。実戦形式での最終テストでも、アンダースローから繰り出す得意のナックルボールで打者4人をノーヒットに打ち取り、この日の指名が有力視されていた。

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