日本初、古いお札をトイレットペーパーに再生

日本銀行大分支店(大分市)は2004年12月28日、汚れて破棄される紙幣をトイレットペーパーとして再生する取り組みに2005年1月から乗り出すことを明らかにした。これまで焼却処分していたが、地元の製紙会社の協力で、リサイクル化に成功した。汚れた紙幣は本・支店単位で処分しており、焼却処分が大半。同支店も同様に処分してきたが、大分県が取り組む「ごみゼロ運動」の一環で地元の再生紙大手の大分製紙(大分市)に紙幣再生の検討を依頼。水に溶けない紙幣を特殊な技術で溶解、再生させることに成功した。

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