日本初、犬猫多頭飼育を条例で規制

知事が指定した規制区域で犬、猫の「多頭飼育」を禁止し、違反者に罰則まで科される条例を、鳥取県が2002年12月13日、施行する。生後91日以上の犬や猫を10匹以上飼うことを「多頭飼育」と規定。住民の生活環境保全のため、多頭飼育を禁止する必要があると知事が認めた住宅集合地域を、規制区域に指定できる。指定日から60日の猶予期間を過ぎても多頭飼育を続けた場合、6月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される。環境省によると、同種の条例で禁止区域や罰則規定を盛り込んだのは全国初といい、営業する権利をたてにしたブリーダー側の反発も予想される。

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