日本初、プルサーマル発電開始

九州電力は2009年11月5日午前、定期検査中の玄海原発3号機(佐賀県玄海町、加圧水型、118万キロワット)を起動した。3号機にはウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料が装てんされており、国内初のプルサーマル発電が実質的にスタートした。プルサーマルは、国と電力業界が進める核燃料サイクルの主要事業の一つ。使用済み燃料から取り出したプルトニウムをウランと混ぜて加工した燃料を通常の原発(軽水炉)で利用する。

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