日本初、ネット仮想空間の通信制高校

千葉市中央区の通信制高校、明聖高校(花沢悟史校長)が、直接登校はせずにインターネット上の仮想空間で高校生活を送りながら学習し、高校卒業資格を取得できる日本初の「明聖サイバー学習国」を開設した。2015年4月23日に“入学式”があり、5月のゴールデンウイーク明けから本格的な授業が始まる。同学習国の生徒は、髪形や服装など200種類以上のパーツを組み合わせて独自のキャラクター「アバター」を作り、自分の分身としてネット上で高校生活を送る。自分の家を持ち、好きな時間に家から学校に「通学」。ネットの中の教室や校庭では、クラスメートと文字でチャット(会話)も楽しめる。教師も仮想の校内を行き来。「職員室」の前には質問箱が置かれており、勉強の疑問や生活の悩みなど相談に応じるという。

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