日本最大の高速バス

JR系のバス会社であるジェイアールバス関東は2002年11月29日、JR東京駅−つくばセンター(茨城県)を結ぶ路線に、高速バス用車両としては日本最大の長さを誇る『メガライナー』を投入し、ラッシュ時間帯を中心に1日3往復の運行を行うことを明らかにした。運航開始は12月8日。メガライナーはドイツ・ネオプラン社製の2階建てバス。国内で運行される路線用の高速バスとしても、また2階建てバスとしても最大級のもので、その全長は15メートルとなる。日本の規格で言うところの「大型バス」は全長12メートルが最大とされ、路線を限定することでようやく運行実現にこぎつけた。座席定員は84人で、通常の高速バスのほぼ倍の人数を一気に輸送できる。また、車いすでの乗降も可能としており、高速バスとしては初のバリアフリーも実現している。

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