日本最速のカーフェリー

「希望」は、世界で初めてのTSL実験船を防災船として購入し、人や車が乗船できるよう改造を行なったもの。大規模災害時の救援救助活動等に活用するとともに、観光シーズンや週末には、清水港と下田港を結ぶカーフェリー等として活躍している。航海速力は約40ノット(時速約74キロメートル)、最高速力45.23ノット(時速84キロメートル)。TSLは、16,000馬力のガスタービンエンジン2基でジェット水流を後方に噴出して進む。また、4基の浮上機関によって、船体と海面との間に空気を送り込み、その圧力により船体を浮上させ海面抵抗を軽減している。

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