日本一古い(弥生時代の)脳

鳥取県青谷町にある弥生時代の集落跡の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡の調査を進めている鳥取県教育文化財団は2001年4月16日、出土した頭がい骨の中に、一部の細胞組織の形が保存されている脳が残されていたと発表した。一緒に出土した土器から、頭がい骨は弥生時代後期後半(2世紀代)のおよそ1800年以上前のものとみられる。日本で同時代の脳が発見されたのは初めて。世界的にみてもあまり例がない。

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