日本の鉄道会社初、高速列車と大容量通信

JR西日本は2003年5月29日、無線LAN(構内情報通信網)を鉄道沿線に連続的に配備してWAN(広域通信網)を構築、時速130キロの高速で走る列車でも、動画などの大容量データを外部と送受信できる技術を開発した、と発表した。同社によると国内の鉄道会社としては初めて。同社は新技術を応用して(1)運転士が非常ブレーキを操作すると、自動的に現場映像を列車から運転指令所や本社に送信する(2)ダイヤ混乱時に運行状況の変化を客車の電光表示器に送信する−などのシステムの導入を検討している。

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