日本の探査機が惑星の周回軌道投入に初成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」が2015年12月9日、金星を回る軌道に入ったことがわかった。日本の探査機が、惑星の周回軌道に入るのは初めてとなる。あかつきは金星の大気現象の解明をめざし、2016年春から本格的な観測に入る予定。あかつきは2010年5月に種子島宇宙センターから打ち上げられた。同年12月に軌道投入に挑戦したが、主エンジンが故障して失敗。JAXAは今月7日、4台の小型エンジンを使って、5年ぶりとなる軌道投入に再挑戦していた。

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