日本の探査機が月面着陸に初成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年1月20日、小型月着陸実証機「SLIメートル(スリム)」が月面着陸に成功したと発表した。SLIメートルは2023年9月、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、同12月に月の周回軌道に入った。1月19日午後から高度を下げ、20日午前0時ごろ、月面へ降下を開始。予定通り約20分後に降り立った。日本の探査機が地球以外の天体への着陸に成功したのは、2005年のはやぶさ(小惑星イトカワ)、19年のはやぶさ2(小惑星リュウグウ)に続き3例目。

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