日銀、マイナス金利を初導入

日本銀行は2016年1月29日の金融政策決定会合で、民間金融機関が日銀の当座預金に一定以上のお金を預けた時に金利がマイナスとなって手数料を払う「マイナス金利政策」を日銀として初めて導入することを決定した。2月16日から実施する。現在のプラス0.1%から、マイナス0.1%に下げる。民間金融機関が日銀にお金を預ける代わりに融資に回すようにして、企業や個人がお金を借りやすい環境を整え、経済を活性化させる。海外では、2014年6月に欧州中央銀行(ECB)が導入した。スイスやデンマーク、スウェーデンでも採用している。

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