東京タワーから初めての飛び降り自殺

東京都港区芝公園の東京タワーで2002年2月5日夜、無職男性(32)が飛び降り、死亡していたことが6日、分かった。愛宕署は自殺とみている。東京タワーは1958年12月から営業を開始していが、同署によると、過去に東京タワーからの飛び降り自殺の記録はないという。調べによると、5日午後10時50分ごろ、パトロール中の同署員が東京タワー南側駐車場で、男性が頭から血を流して倒れているのを発見。地上約150メートルの展望台の窓ガラス1枚が割れており、男性は午後8時の営業終了後も内部に潜んで、備品のスチール製のごみ箱でガラスを割って飛び降りたとみられている。

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