全国初の森林環境税

林業の衰退で荒廃する森林を保全するため、個人・法人の県民税に500円ずつ上乗せする高知県の新税制「森林環境税」の導入に伴う県税条例改正案は2003年3月19日の高知県議会本会議で全会一致で可決、成立した。施行は4月1日。林野庁によると、温暖化防止や保水、大気浄化など多様な機能を持つ森林の保全を目的とした税制は高知県を含めて26の道県で検討中だが、導入は森林率全国一の同県が初めて。

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