全国初の使用済み核燃料課税を可決

新潟県柏崎市議会は2003年3月20日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所に保管する使用済み核燃料に課税する条例案を賛成多数で可決した。使用済み核燃料の保管や、核燃料への市町村レベルでの課税は全国で初めてとなる。原発への安全対策などに充てる法定外目的税。条例によると、柏崎市にある1−4号機に保管する使用済み核燃料の重量(使用前の核燃料で計算)1キロ当たり480円を徴収。5年間で約26億円の税収を見込んでいる。

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