全国初、八角形の正倉跡

奈良時代の上野国佐位郡(こうずけのくにさいぐん)の郡衙(ぐんが)(郡役所)跡とみられる群馬県伊勢崎市の「三軒屋(さんげんや)遺跡」から2005年7月6日までに、八角形をした建物の遺構が出土した。伊勢崎市教育委員会は、税として納められた稲を収納する正倉(しょうそう)跡とみている。奈良文化財研究所の専門家によると、これまで見つかった正倉跡は方形で、八角形は全国初という。

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