全国初、指導力不足で女性教諭を分限免職

京都府教委は2003年3月31日、「指導力に欠ける」として府立の養護学校の女性教諭(58)を同日付で分限免職処分にしたと発表した。府教委は文部科学省の方針に従い、01年から政令指定市の京都市を除く府内の公立学校について、指導力不足教員の認定や研修などを実施。2002年4月以降、女性教諭を含む計9人を授業から外し特別研修を受けさせてきたが、改善が見られなかったという。同様の審査システムの設置が全国で進む中、研修を受けた教員が指導力不足を理由に分限免職処分となったのは初めて。

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