全国初、危険運転致傷罪の「技能を有しない」容疑で摘発

新潟県警は2003年12月9日、同県南魚沼郡のアルバイト少年(15)を、「車の進行を制御する技能を有しない」のに車を運転し追突事故をおこしたとして、危険運転致傷と窃盗の疑いで新潟地検長岡支部に書類送検した。県警によると、危険運転致傷罪の「技能を有しない」の条項違反容疑で摘発したのは全国初。調べでは、少年は10月14日、同県湯沢町の民家からキーがついた車を盗み、減速の方法などを知らないまま国道17号を約8キロ走行。男性運転の車に追突し重傷を負わせた疑い。走行中一度もブレーキを踏まず、ぶつかった時は時速40〜50キロだったという。

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