全国高校野球で初のタイブレーク

第100回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第2日の2018年8月6日、1回戦の佐久長聖(長野)−旭川大高(北北海道)が延長十二回を終えて4−4のまま決着がつかず、タイブレークに突入した。タイブレークの試合は甲子園大会で春夏通じて初めて。タイブレーク制度は、今春のセンバツ大会から導入された。延長十二回を終えた時点で同点の場合、十三回からは無死一、二塁で始める。走者を置いて攻撃を開始するため、得点が入りやすくなる。これまでは延長十五回で決着がつかない場合は引き分け再試合となっていたが、投手の負担軽減のため、夏の地方大会でも導入された。

1