卓球女子W杯 最年少で日本人初優勝

卓球の女子ワールドカップ(W杯)は2016年10月9日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、決勝で世界ランク17位の平野美宇(エリートアカデミー)が、同8位の鄭怡静(台湾)に4―0で快勝し、日本勢初のW杯優勝を果たした。国際卓球連盟(ITTF)によると、16歳での優勝は史上最年少で、中国勢以外のW杯制覇は初めて。W杯初出場の平野は、8日の準々決勝でリオデジャネイロ五輪団体銅メダルの伊藤美誠(スターツ)を4―1で下し、準決勝では同6位のフェン.ティアンウェイ(シンガポール)を4―2で破った。シングルスで争うW杯は年1回の開催で、女子は1996年に始まった。今回は中国勢は出場しなかった。

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