体操で日本人最年少となる金メダリスト

体操の世界選手権は2013年10月5日、ベルギーのアントワープで種目別決勝の前半があり、男子ゆかで17歳の白井健三(神奈川・岸根高2年)が16.000点の高得点で金メダルを獲得した。8月に17歳になった白井は、五輪と世界選手権を通じて日本勢で史上最年少の金メダリストになった。日本男子で初めて高校生で世界選手権の代表に選ばれた白井は、9月30日にあったゆかの予選で、主要国際大会では成功例がない大技「後方伸身宙返り4回ひねり」を決め、トップで決勝に進出。「シライ」と命名された新技を決勝でも成功させ、初出場で表彰台の真ん中に立った。

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