走行距離に応じた日本初の自動車リース

トヨタ自動車は2002年10月21日、同日発売の新車「WiLLサイファ」から、車のユーザーが走行距離に応じて毎月のリース料を払う日本初の自動車リース「P―way」を導入すると発表した。車内で道路やショッピングの情報を流すオンライン情報サービス「G―BOOK」が利用できる。車に搭載した同サービスの端末が毎月の走行距離をトヨタ側に送信することにより、新型のリース方式導入が可能になった。新リース方式は、自動車ローンに縛られるのを嫌う若者をターゲットにした。好評ならば、他の車にも広げる方針。同社は「使った分だけ毎月支払う方式は、携帯電話料金からヒントを得た」と説明している。

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