初の防犯カメラ条例成立、届け出義務付け

商店街などに設置する防犯カメラについて、届け出義務や運用ルールを定めた東京都杉並区の「防犯カメラ設置・利用条例案」が2004年3月2日、区議会総務財政委員会で可決された。18日の本会議で可決、成立の見通しで、7月1日から施行される。治安悪化を背景に各地で防犯カメラの導入が進む中、設置や運用に関する条例制定は全国で初めて。区によると、カメラの防犯効果を認める一方、住民のプライバシー保護に配慮して設置や運用に一定のルールを適用するのが狙い。

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