初のハイブリッド電車

JR東日本が開発している燃料電池と蓄電池を組み合わせた世界初のハイブリッド電車が2006年10月19日、横浜市金沢区の東急車両製造横浜製作所で公開された。屋根にパンタグラフのない電車1両は、約300メートルの試運転線を最高速度50キロほどで走った。07年4月からは営業線を使った実験を始める予定。通常は蓄電池だけで、加速時は燃料電池も使ってモーターを回す。架線や変電所がいらず排出するのは水だけという長所があるが、実用化には、より安価で高出力の燃料電池が必要だという。

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